妊娠線対策

ヒルドイドで妊娠線は消えるの?できてしまった妊娠線を消す方法

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妊娠して起こるマイナートラブルのひとつ、「妊娠線」。
ある日突然現れた妊娠線に、ショックを受ける人も多いでしょう。
妊娠線を予防していたのにできてしまった場合は、更に落ち込んでしまいますよね。

この妊娠線、「できたらもう消えない…」と諦めている人も多いようです。
しかし、実は妊娠線を消すための方法があると言うのです。
それが「ヒルドイド」を使うというものです。

妊婦さんの間では「ヒルドイドで妊娠線が消えた!」と口コミで広がっていると聞きました。
しかし、実際は本当にヒルドイドで妊娠線を消せるのでしょうか?

この記事では、ヒルドイドで妊娠線を消せるのかどうか、徹底的に解説します。
また、妊娠線を消す正しい方法も詳しく紹介します。
できてしまった妊娠線で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

妊娠線は消すことができるの?一生消えないの?

妊娠線は、一度できてしまうと「完全」に消すことが難しいと言われています。
しかし、できた妊娠線を「薄く目立たなくする」ことは、実は可能です。
そのためには、妊娠線ができる仕組みをまず理解することが必要です。

なぜ妊娠線は消すことが難しいの?

そもそも、妊娠線とはどういったものでしょうか?

実は妊娠線は、皮膚の内部で起こる肉割れが原因です。

妊娠によって、お腹やバストを中心に身体全体には脂肪がついて、サイズアップします。
この時に皮膚にも力が加わり、伸びますよね。
しかし皮膚に急な力が加わると、皮膚がこの引っ張る力についていけずに
裂けてしまうことがあります。裂け目は妊娠線として目に見えるようになるのです。

皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」でできている

皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の三層で成り立っています。。

表皮は皮膚の表面にあるおよそ0.2mmの薄い膜です。表皮の中は、角質層・顆粒層・
有棘層・基底層の4つが重なってできています。
表皮は外部からの刺激をブロックし、体内からは水分の蒸発を防いでくれる役割が
あります。主に肌の「バリア機能」を担っている層ですね。

真皮には、神経や血管などが多くあります。また暑さや寒さを感知し、暑い時には汗を出し
寒い時には毛立たせて体温を保つなど、身体の体温調整を担っています。

皮下組織は主に脂肪分でできています。外からの強い刺激を吸収し和らげる、
クッションの役割を果たしています。体内の内臓が守られるのは、皮下脂肪のおかげですね。
また保温機能の役割も果たしているのが皮下組織です。

妊娠線は「真皮」「皮下組織」の肉割れ

表皮は細胞のターンオーバー(再生機能)が高く、傷ができても修復が早いです。
また、細胞の水分量も多く、柔らかく伸びやすい性質があります。
一方、真皮や皮下脂肪は弾力性が少なく、傷の修復も表皮に比べて遅いです。

急なお腹やバストの膨らみで皮膚が引っ張られるとき、表皮は伸びやすいので
ついていくことができます。しかし、真皮や皮下脂肪は固くて伸びにくいため、
一緒に伸びることができずに裂けてしまいます。

つまり妊娠線は、皮膚の表面ではなく「皮膚の内部」で起こってしまう断裂なんです。
また、皮膚内部の裂け目から毛細血管や内部の細胞が透けて見えるので、
表面上では赤紫色の線となって見えるんです。

皮膚の内部の肉割れである妊娠線は、傷口に直接薬を塗って治療することもできずに、
長く残ってしまいます。これが、「妊娠線はできると簡単に消えない」と言われる
理由なんですね。

妊娠線を消すためには「保湿」による皮膚の再生が重要

皮膚の真皮や皮下組織は、裂けてしまうと自然に修復することがありません。
しかし、細胞を再生させることで、裂け目を目立たなくすることは可能です。
つまり、「消す」というより「目立たなくする」という方法ならできるという事です。

そのためには、真皮や皮下組織の再生力を高め、肌を再生することが大事です。
それには、肌の内部までしっかり保湿することが重要なんですね。

ヒルドイドはどんな薬なのか

皮膚の保湿剤で有名な「ヒルドイド」。保湿剤として皮膚科で処方される塗り薬です。
その保湿力の高さから、乾燥肌の治療や美容薬としても使われています。
そして、保湿力が高いという点が注目されて、妊娠線のケアにも使えるのでは?と
口コミが広がったのです。

ヒルドイドとは、ヘパリン類似物質を主成分とする保湿剤です。
ヘパリン類似物質とは、体内に存在するヘパリンによく似た構造を持つ物質で、
以下のような効果があります。

・保湿効果が高い
・血行促進
・炎症を抑える

乾燥による肌荒れやかゆみに対しては、起きている炎症を抑えた上で保湿や
血行促進もしてくれるため、効果が高いと言えます。

ヒルドイドで妊娠線は消すことができるのか?

一方、ヒルドイドの保湿効果は、皮膚の「表皮」部分までしか効果を発揮しません。
表皮と真皮の境界線に位置する基底層まで保湿成分が届き、水分を溜める役割は
果たしてくれますが、真皮や皮下組織の内部までは保湿成分が届かないのです。

つまり、できてしまった妊娠線のケアには、不十分だということなんです。
ヒルドイドを使って毎日妊娠線ケアを続けても、あまり効果が期待できないかも
しれませんね。

口コミで「妊娠線が消えた!」という人の多くは、妊娠線ができてすぐにケアを始めた人や
妊娠線がうっすら見える程度の肉割れで済んだ人のようです。軽い妊娠線のケアであれば
使えるかもしれませんが、しっかりできた妊娠線を消すのは難しそうです。

妊娠線を消す方法とは

とはいえ、妊娠線を目立たなくする方法がゼロということではありません。
諦めるのはまだ早いですよ!これからご紹介しますね。

妊娠線クリームを使って皮膚内部を保湿する

真皮や皮下脂肪など、肌の内部にまで保湿成分が行き届く保湿クリームを使う事で、
皮膚内部の再生を促して妊娠線を目立たなくすることができます。

大事なのは、保湿成分が肌の内部まで行き届くかどうかという点です。何も高級な
クリームを使う必要はありません。皮膚表面だけを保湿するクリームも多いですので、
成分や浸透をチェックして選ぶのがよいでしょう。

妊娠線の専用クリームは、妊娠線に効果があるように保湿成分が肌内部にまで
届くように工夫されているものがほとんどです。やはり妊娠線ケアには
専用のクリームがおススメですね。

ダーマローラー

ダーマローラーとは、長さが0.5mm程度の細い針がたくさん刺さっている専用の
ローラーです。皮膚の上を転がすと、針によって皮膚に細かい穴がたくさん空き、
この穴を再生しようとする肌の再生力を促進します。
わざと細かい傷をつけ、肌のターンオーバーを進めるということです。

ダーマローラーは、美容クリニックで施術を受けることができます。専門スタッフの
もとで行うので安心ですし、傷をつけると言っても痛みや出血はまずありません。

ただし、1回あたりの施術が約5万円と高額なのがデメリットです。1回で妊娠線が
目立たなくなることはなく、数回通う必要があるので金銭的に負担が大きいですよね。

しかし、ダーマローラーは個人で器具を購入することができます。ですので、自宅で
自分で妊娠線をケアすることが可能です。

ダーマローラーは妊娠線だけではなく、ニキビの跡やシミなどにも効果があります。
ですので、自分へのご褒美として購入して妊娠線ケアするのもいいですね。
ただし、妊娠中にダーマローラーを使ってよいかどうか、妊娠への影響がないかという点は
明確にされていません。不安な人は産後に使い始めるのが安心かもしれませんね。

美容クリニックで手術する

最も短期間で妊娠線を目立たなくできる方法は、美容クリニックでの手術です。
妊娠線のできている皮下組織や真皮に直接処置を施す方法もあるため、効果が高いのが
最大のメリットです。

レーザー治療

レーザーの熱で肌を傷つけて、肌のターンオーバーを促進し皮膚の裂け目を再生すると
いう方法がレーザー治療です。仕組みはダーマローラーと同じですが、その効果は
レーザーの方が断然高いです。

レーザーは、真皮に直接働きかけてコラーゲンを生成するようにします。コラーゲンが
新しく作られると、古い皮膚組織から新しい皮膚組織への入れ替わりが早まるため、
妊娠線が早く目立たなくなるのです。

炭酸ガスを使った治療

炭酸ガスは血行促進や新陳代謝の活性化に効果が高いですよね。
この炭酸ガスを、針を使って真皮に挿入し肌の再生力を高める治療法があります。

炭酸ガスは体内に注入しても残らずに、針の痛みも感じないようです。

皮膚の切除

産後、妊娠線ができた皮膚がたるんでいる場合は、皮膚そのものを切除してしまう方法も
あります。

妊娠線そのものを切り取ってしまうため、妊娠線ができた痕跡は消すことができる
でしょう。しかし、切除部分は縫合するので、縫い跡が残ってしまうリスクもあります。

また、手術費用は100万円以上と高額ですし、手術後に傷の痛みが出て日常生活に
支障をきたすこともあります。

出産して何年たっても妊娠線が消えない場合など、時間やお金に余裕があるタイミングで
あれば最も早くて効果的な方法かもしれませんね。

妊娠線を消す方法のおススメとは

妊娠線が目立たなくなる方法として「妊娠線クリーム」「ダーマローラー」「手術」の
3つをご紹介しました。最も早く、効果が高いのはやはり手術でしょう。
直接妊娠線のできた部分に働きかけるので、効果は断然期待できます。

しかし、費用がかなりかかるのと、クリニックに通う時間を作るのが大変なのが
デメリットです。

一方、産後の子育て期間でも自宅で続けやすいのが、妊娠線クリームを使った方法です。
クリームを購入すれば即日始めることができますし、妊娠中や産後の体への負担もまず
ありません。

ダーマローラーも比較的手軽な方法ですが、妊娠中や産後は肌が乾燥して敏感に
なりやすいため、思いもよらない肌トラブルが起こる可能性もあります。

手軽に安心して始められるのは、妊娠線クリームの最大のメリットですね。
その分、効果が出るまでにかなり時間がかかりますので、早期の効果は期待できません。

妊娠線を早く目立たなくしたいのか、費用をかけたくないのか、自分が優先したい点を
考えて方法を選択するとよいでしょう。

妊娠線クリームの選ぶポイント

妊娠線クリームを選ぶポイントは、以下をチェックするとよいでしょう。

・保湿成分が高く、肌の美容成分も豊富かどうか
・妊婦さんや産後でも安心して使える成分かどうか
・使いやすいボトルの形状かどうか
・買いやすいかどうか

妊娠線を目立たなくするには、皮膚内部にまで成分を届かせることが大事です。
また、妊娠中や産後の敏感な肌に使っても大丈夫なように、オーガニック成分や
無添加のものを選ぶと安心ですね。

妊娠線のケアには、1日数回こまめにクリームを塗ることが大事です。そのため、
塗りやすさもケアを続けるのにとても大事です。

クリームは塗りやすいボトルかどうか、自宅の手の届くところに置いて使えるかも
意外と大事なポイントです。また、伸ばしやすい柔らかいクリームだと簡単に塗れて
便利という人も多いですよ。

クリームはたっぷりと塗ることが大事です。成分が良くても高価過ぎると、つい使う量を
抑えてしまう事がありますよね。それでは効果が発揮されません。安心してたっぷり使える、
コストパフォーマンスが良いものを選ぶのがおススメです。

市販の保湿剤では妊娠線を消せない理由

妊娠線を目立たなくするのに、ニベアクリーム市販の保湿クリームを使って
ケアする人もいます。市販の保湿クリームは手軽に店頭で買えるし、何より値段が安いので
日常的にたっぷりと使いやすいというのがメリットです。

しかし、保湿クリームのほとんどは、皮膚表面の角質層を保湿するものなので、
ヒルドイドと同じく妊娠線を消すにはあまり効果が期待できません。

妊娠線を消したい、目立たなくしたい!というのであれば、やはり妊娠線ケアに
特化した専用のクリームがおススメでしょう。

妊娠線はできる前に予防することが大事!できてしまっても諦めないで

いかがでしたか?

できてしまった妊娠線は、残念ながらヒルドイドで消すことが難しいでしょう。
時間はかかりますが、手軽に始めるのであれば妊娠線クリームを使うのがおススメです。

ぜひ自分に合う妊娠線クリームを見つけて、妊娠線をケアしてくださいね。

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