妊娠中のかゆい場所

妊娠中にアンダーヘアが痒い!?原因と対策は?おススメの市販薬もご紹介

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妊娠中に身体のかゆみを感じる妊婦さんは非常に多いですよね。
全身がかゆくなる人もいれば、お腹や足などピンポイントでかゆみを感じて
辛い人もいます。

中には、アンダーヘアがかゆくて辛い…という人もいます。しかし、場所が場所だけに
なかなか人に相談できず、我慢して耐えている人も多いようです。

しかし、かゆいのを我慢しているのは辛いし、ストレスも溜まりますよね。
それに、我慢を重ねて症状が悪化してしまう恐れもあります。

そこでこの記事では、妊娠中に起こるアンダーヘアのかゆみについて、
原因や対策方法をまとめてみました。

妊娠中になぜアンダーヘア部分がかゆくなるのか?

妊娠中にアンダーヘアがかゆくなる原因は、いくつかあります。
原因が分かれば対策も取りやすいので、ぜひ心当たりがないか確認してみてくださいね。

体温の上昇によって汗をかきやすい

妊娠すると、基礎体温は高くなり新陳代謝がアップします。そのため、
汗をかきやすくなります。

下着の中は特に汗をかきやすく、熱がこもりやすいです。そのためあせもなどの
肌荒れが起きたり、雑菌が繁殖してかゆみが起こることがあります。

特にアンダーヘアあたりの皮膚は薄く刺激に弱いので、汗で雑菌が繁殖しやすいんですね。
かゆいだけではなく、中には湿疹や赤みのような症状がでるケースもあります。

肌が乾燥によって敏感になる

妊娠すると、母体はお腹の赤ちゃんに血液や水分を送るようになります。
そのため、常に母体は水分が不足しやすくなります。また、妊娠初期はつわりで
水分が取れない人もいますし、妊娠中期以降は頻尿に悩まされて水分を控える
妊婦さんも多いですよね。そのため、普段よりも水分不足になりやすいのです。

身体の水分が不足すると、肌も乾燥し固くなってしまいます。水分のバリア機能が
低下した肌は、外部からの刺激に弱くなり、かゆみを引き起こしてしまいます。

陰毛や下着が刺激となってかゆみを起こす

乾燥して敏感になった肌は、ちょっとした刺激でもかゆみを引き起こしてしまいます。
普段は何ともなかった陰毛が、妊娠中の敏感な肌には刺激となってしまい、
かゆくなることがあります。

同様に、普段着用している下着の繊維も刺激となって、かゆみを起こしている可能性も
あります。それほどまでに、妊娠中の肌は敏感になるんですね。

おりものが増えることによる蒸れ

膣から分泌されるおりものは、膣の乾燥を防いだり膣内へ雑菌が入るのを防ぐ役割が
あります。
妊娠すると、おりものの量が増えることが多く、下着も蒸れやすくなります。

おりものの蒸れによってアンダーヘアはかゆみを感じやすくなります。

また、増えたおりものをケアするためにおりものシートや生理用ナプキンを使う人も
います。しかし長時間連続して使うことで汗や湿気が溜まってしまい、これがかゆみに
繋がるケースもあります。

膣内の環境が変わるため

妊娠すると起きる膣内の変化は、おりものが増えるだけではありません。
妊娠前は、膣内は酸性に保たれています。しかし妊娠によってホルモンバランスが変化し、
膣の中はアルカリ性に変わります。

酸性の膣内は、雑菌の侵入や繁殖が防がれています。しかし、アルカリ性に変わることで
普段繁殖しない雑菌が増え、かゆみが起きることがあります。

妊娠すると免疫力が低下する

また、膣内に雑菌が繁殖しやすい理由の1つに、妊娠によって体内の抵抗力が
低下することも関係しています。

妊娠すると、子宮の中には母体とは異なる生物が存在するようになります。通常、
人間の体には、自分と異なる生物を「異物」と判断し、攻撃する能力(免疫)が
備わっています。しかし、妊娠で子宮に存在するようになった赤ちゃんを異物と判断し、
攻撃しないように母体は免疫力を下げます。

免疫力が下がる分、他の雑菌が身体に入りやすく、かゆみなどの症状として
表れてしまうのです。

膣カンジダの発症の可能性も

妊娠中に起こる膣内の雑菌の繁殖によって、カンジダ膣炎が発症するケースが多く
見られます。

カンジダは、妊娠前にも常に身体にある常在菌です。普段は何もないのですが、
妊娠により免疫力が低下することでカンジダが繁殖し、炎症を引き起こすのです。

カンジダ膣炎は、妊娠時以外にも発症することがある病気です。風邪やストレスなど、
免疫力が下がると雑菌が繁殖して発症します。

かゆみだけではなく、おりものが白くポロポロした状態だったり量が増える時は、
カンジダ膣炎を疑うとよいかもしれません。また、アンダーヘアがかゆいだけではなく
炎症を起こして赤くなっている場合も、カンジダ膣炎の可能性が高いです。

肝臓の機能が低下するため

妊娠して子宮が大きく膨らんでいくと、近くにある肝臓は圧迫されていきます。
そのため肝臓の機能が低下し、肝臓で作られる胆汁の流れが悪くなり滞って
しまいます(鬱滞)。貯まった胆汁の中にあるビリルビン酸は皮膚を刺激し、
かゆみを引き起こすことがあります。

アンダーヘアだけではなく全身にかゆみを感じる場合や、他の身体の
トラブルが生じている場合は、肝機能の低下かもしれません。

アンダーヘアのかゆみを抑える・予防する方法

では、考えられる原因が分かったところで、かゆくなったアンダーヘアは
どのように対処すればよいのでしょうか?自分でもできる簡単な方法を
いくつかご紹介します。

通気性の良い下着に変える

アンダーヘアのかゆみは、汗による蒸れを防ぐことで解消するケースが多いです。
下着は通気性の良い素材のものを選ぶのがよいでしょう。
マタニティインナーは綿やオーガニック素材など、通気性が良いのもその理由ですね。
また、ピッタリしたデザインのものよりも、ゆったりとした下着をつけるのがおススメです。

ショーツのゴム部分や縫い目がアンダーヘアに当たってかゆくなるということも
ありますので、ショーツは縫い目が無いデザインのものを選ぶのも一つの手ですね。

夏場などは特に汗をかきやすいです。かゆみがひどい時は、可能ならこまめに
着替えたりして汗を発散させて通気よくするのがポイントですね。

おりものシートなど使い清潔に保つ

おりものが原因でアンダーヘアがかゆい時は、おりものシートを使って雑菌の
繁殖を防ぐのがおススメです。

生理用ナプキンで代用している人もいますが、ナプキンは厚手で汗や熱がこもりやすく、
かゆみや蒸れが起こりやすいのでおススメできません。
やはり専用のおりものシートを使って、アンダーヘアを清潔に保つようにしてくださいね。

おりものシートを使う時は、こまめに取り換えるのがポイントです。
コットン100%など、肌に触れても安心な優しい素材を選ぶのがいいですね。

水分をこまめに摂って乾燥を防ぐ

肌が乾燥して起きているかゆみには、保湿や水分補給がおススメです。
1日2リットルを目安に水分をこまめに摂ることを心がけてください。
水分を摂り過ぎると、逆にむくみに繋がってしまいます。適度に飲むようにしてくださいね。

水分は、水やお茶などノンカフェインのものを中心に摂るのがおススメです。
カフェインや刺激の強いもの、甘い物は摂り過ぎないように注意してください。
野菜スープなど温かいもので摂るのもいいですね。

市販のかゆみ止めクリームを使う

アンダーヘアのかゆみに効果のあるかゆみ止めクリームは、ドラッグストアや薬局で
買えるものがあります。どうしてもかゆみが辛い時は、クリームを使って症状を
抑えることも検討してみてください。

ただし、妊娠中の薬の使用は、用量や用法を確認して使うのが大事。長期間使うのは
おススメできません。市販で買えるものの中には、妊娠中には使用をなるべく
避けた方が良い成分が含まれる薬もあります。
購入する際は薬剤師さんに確認するのがよいですね。

一定期間クリームを使っても症状が改善しない場合は、医師に相談するのがよいでしょう。

膣カンジダの場合は早めに産婦人科へ

膣カンジダは、繰り返し発症する恐れがある病気です。
一度罹ったことのある人は、市販のカンジダ用の市販薬を使うことが可能です。
しかし、初めて膣カンジダを発症する人は、市販薬を使用することはできません。
また、自分で判断するのは難しい病気です。

膣カンジダかも?と思ったら、早めに産婦人科で診察を受けるようにしてください。

膣カンジダは、放置して出産を迎えると危険です。赤ちゃんが産道を通って
産まれる際に、カンジダ菌に感染してしまう可能性が高く、おむつかぶれが
ひどくなることが分かっています。

お腹の赤ちゃんのためにも、出産までにしっかりと治療して治しておくことが
大事ですよ!

妊娠中に陰毛は処理してもいいの?方法は?

妊娠中のアンダーヘアのかゆみの原因の一つに、陰毛による刺激が挙げられます。
陰毛があると、汗もかきやすく蒸れやすいし、何よりかゆい時には刺激になって
辛いですよね。

そんな時、陰毛を処理して減らしたい…と考える人もいるでしょう。
でも妊娠中に陰毛の処理はできるのか、気になりますよね。

結論から言いますと、陰毛の処理自体は可能です。しかし、処理方法を誤ると
かえってアンダーヘアを刺激してしまうので、丁寧に処理することが大事です。

陰毛をハサミでバッサリ切ると、毛の先が鋭くなってかえって刺激になります。
切った後かゆくてたまらない!という人も多いですよね。

陰毛を切る時は、アンダーヘア専用のカッターを使うのがおススメです。
先端部分がヒーターになっていて切り口の毛先が丸くなるような工夫がしています。
切った後の刺激が少なく、おススメです。
あるいは家庭で使える光の脱毛器を使うのも一つですね。

アンダーヘアの脱毛をするために、専用のサロンに通いたいと考える人もいるでしょう。
しかし妊娠中は、脱毛サロンはおススメできません。サロンの光脱毛は刺激が強く、
妊娠で敏感になっている肌には合いません。脱毛サロンのほとんどは
妊婦さんお断りとなっていますので、通う事も難しいでしょう。

陰毛を全部無くさなくても、長くて刺激になっている部分だけでも処理するだけで
かゆみが治まるケースもあります。ぜひ上手に処理してかゆみを抑えてくださいね。

アンダーヘアのかゆみに効く市販のかゆみ止め

汗や蒸れを抑えてもアンダーヘアのかゆみがなかなか治まらない時は、
市販のかゆみ止めクリームを使ってみるのも一つです。
ここでは、代表的なかゆみ止めの市販薬をご紹介します。

膣カンジダの再発に効く市販薬

・エンペシドL:崩壊性が良い発泡錠なので、挿入してから速やかに有効成分が
いきわたり症状を抑えてくれます。有効成分のクロトリマゾールが100mg配合。

・メンソレータム フレディCC膣錠:有効成分のイソコナゾールが100mg配合。
挿入しやすい、全体的に丸みを帯びた錠剤です。

・メディトリート:ミコナゾール硝酸塩を主成分とした薬です。
有効成分はミコナゾール100mg配合。

・フェミニーナ膣カンジダ錠:有効成分はオキシコナゾールが100mg配合

また、膣カンジダの再発治療薬には、錠剤タイプだけではなくクリームタイプもあります。
自分が使いやすい形状で選ぶのも一つですね。
クリームタイプは以下の2つです。

・メンソレータム フレディCCクリーム
・メディトリートクリーム

蒸れや乾燥によるかゆみに効く市販薬

汗や蒸れ、乾燥による肌荒れやかゆみに効果のある、アンダーヘア専用の
かゆみ止めクリームです。

・フェミニーナ軟膏S:アンダーヘアのかゆみ止めで有名なので、名前を一度は
聞いた事がある人も多いかもしれません。日本で初めて販売されたアンダーヘア用の
かゆみ止めクリームです。

かゆみを抑える有効成分リドカインやジフェンヒドラミン塩酸塩が含まれており、
塗ることで素早くかゆみを鎮めてくれます。また、殺菌成分も含まれているので、
汗による雑菌の繁殖にも効果的です。

ステロイド成分が含まれておらず、妊娠中でも安心して使えます。

・メンソレータムフレディメディカルクリームn:さらっとした瑞々しいクリームで
塗りやすいのが特徴のかゆみ止めクリームです。有効成分が5つ含まれており、
かゆみを根本から抑え修復を促進してくれます。

さらさらパウダーが配合されており、塗った後もべたべた感がありません。

・メンソレータムフレディメディカルジェルn:クリープタイプと違って、塗ると
清涼感があるジェルタイプの塗り薬です。暑い時期やかゆみがひどくて熱っぽい時に
適しています。

・フェミニーナミスト:フェミニーナ軟膏のスプレータイプです。軟膏と違って
手を汚さずに塗ることができ、外出時などに便利です。携帯に便利な大きさなので、
仕事中などかゆみが増したときにさっと使えるのがありがたいです。

まとめ

いかがでしたか?

妊娠中のアンダーヘアの悩みは、人に気軽に言えない分我慢して悪化しやすいです。
でも、お腹の赤ちゃんのためにも、つらいかゆみは早く治して快適な毎日を過ごしましょう。

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