妊娠中のかゆみ対策

妊婦が痒み止めの市販薬を使わない方が良い理由とは?妊娠中に起こる肌のかゆみトラブル

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妊娠中に起こりやすいトラブルの1つに、肌のかゆみがあります。
私も妊娠中に全身が突然かゆくなり、眠れなくてつらい日々を過ごしました。

激しいかゆみに耐えきれず、市販薬のかゆみ止めを使おうと思いました。
しかし、調べていくにつれて、妊娠中のかゆみは市販薬では抑えきれない可能性が高いことが分かりました。

この記事では、妊娠中に私が調べた肌のかゆみへの対処法について、ご紹介していきますね。
なぜ市販薬のかゆみ止めを使わない方が良いか、合わせてご説明します。

妊婦に起こりやすい「かゆみ」の体験談

妊娠中に肌がかゆくなる現象に悩まされる妊婦さんは非常に多く、あるアンケートでは約2000名のうち
半数以上がかゆみを感じていたそうです。

ただし、かゆみを感じる場所や対処法は様々で、体験談を読むと色んな方法があるなと感心しました。
そんな妊娠中のかゆみに関する体験談をまとめてみました。

・妊娠中にどんどん悪化してきたので、妊娠中には産婦人科で塗り薬をもらいました。産後は
皮膚科に通って薬をもらって症状を抑えていました。産後授乳中だと伝えたところ、肌に塗る
ステロイド剤は母乳にほぼ影響がないとのことで安心でした。

・小さい頃からアトピー性皮膚炎で、妊娠でそれがひどくなったのだと感じていました。しかし
切迫早産で安静してて病院に行けず、写真に収めて医師に見せたところ妊娠性痒疹かも?と診断され
入院を提案されました。結局、入院することはなく自宅でアトピー性皮膚炎の薬を使ってかゆみを
抑えていました。出産後、驚くぐらい症状がなくなりました。

・皮膚科でかゆみ止めの塗り薬を処方してもらってたが、ほとんど効かずでした。妊娠線予防の
クリームに変えた所、かゆみが治まりました。冬だったので肌が乾燥していただけなのかもしれません。
ひっかき傷がかさぶたになり、産後シミが残って反省・・・。

・妊娠中期からお腹や足、手がかゆくてたまらなくなりました。あせもみたいな湿疹があったので、
ムヒを買って塗ったら少しスーッとしてかゆみが治まりました。でも、数日後発疹が再発して、
掻きむしったのもあってか跡が残ってしまいびっくり。慌てて皮膚科に行ったところ妊娠性の痒疹だと
言われて薬を貰いました。自分で判断するのは怖いですね。

・妊娠後期に足や腕、お腹や背中にかゆみがありました。しかし、医師には特に相談せずに過ごして
いました。掻きむしって血が出るようになり、かさぶたになったと思えばまた書いてしまって・・・の
繰り返しで悪化したので市販の保湿クリームを使ってみました。でも、少し良くなったかな?という程度でした。

妊娠中が痒み止めの市販薬を使う事ができるの?

妊娠中のかゆみの体験談を見ていると、中には市販の痒み止め薬を購入して対処したという声がありました。
妊娠中に市販薬を使用することは可能か、気になりますよね?

実は、多くの痒み止めの市販薬は、妊娠中でも使用することができます。
かゆみ止めで有名な「ムヒ」シリーズの中には、妊娠中に使用ができると明記している商品があります。

※引用S※

かゆみ止めの塗り薬は吸収される量はわずかなので妊娠中でもご使用いただけます。
特に虫さされなど範囲が部分的で、期間も短い場合は大丈夫です。
ただし、広い範囲に使われる場合や症状が長引く場合は、念のためお医者様にご相談ください。

参照:https://www.ikedamohando.co.jp/sp/products/insect_bite/r_muhi_s.html

※引用E※

急にかゆみが強まったものの、すぐに病院に行けないというケースもありますよね。
そんな時に、とりあえず市販薬の痒み止めを使って症状を抑える程度であれば大丈夫そうです。
ただし、かゆみが辛いからとたくさん使うのは避けた方が良さそうです。

また、中には医師の処方薬であまり効果が感じられなかったため、市販薬を合わせて使う
という人もいました。その場合は、医師に確認して併用して問題ないか確認しておくと安心ですよね。

妊婦が使える市販薬の痒み止めクリーム一覧

市販薬の痒み止めクリームには、種類が様々あります。ある部位に特化してかゆみを鎮める商品、
保湿力に優れた商品、塗りやすさにこだわった商品など様々です。
ここでは比較的購入しやすい、妊婦でも使える市販薬の痒み止めクリームをご紹介します。

・ヘパソフトプラス(ロート製薬)…乾燥肌の修復には効果のあるヘパリン類似物質を配合。
掻き傷や掻き跡の修復に効果的です。すでに掻きむしってしまった人におススメです。

・メンソレータムAD(ロート製薬)…皮膚の乾燥によるかゆみに効果的な商品。3つの痒み止め成分が
素早くかゆみを鎮める効果があります。クリーム以外にも乳液やスプレータイプなどあり、
塗りにくい背中やお尻にも簡単に塗れると評判です。

・ユースキンアイ(ユースキン製薬)…ふわっとした柔らかいクリームが塗りやすく、成分が
沁みにくいため傷口や掻き傷に沁みにくいです。べたつきも少なく、塗った後すぐに服を着れるので
お出かけ前などに便利。

・ムヒソフト(池田模範堂)…かゆみ止めで有名な「ムヒ」シリーズ。痒みを止める
「ジフェンヒドラミン塩酸塩」だけではなく、皮ふを保湿する「パンテノール」も配合。
痒み止めだけではなく、弱った肌の再生にも効果的です。

・メンタームEX(近江兄弟社)…かさつく肌の痒みに効果的。グリセリンやワセリンの
保湿成分も含まれています。

・ケラチナミン乳液状20(興和)…保湿成分の尿素が20%と多く含まれており、保湿効果が高い商品。
かゆみを抑えつつ、かゆみを繰り返さない肌に改善する効果が高いです。

・オイラックスA(第一三共ヘルスケア)…しっしんやあせもに効果が高いチューブタイプの塗り薬。
皮膚炎やあせもなど、かぶれた発疹に効果を発揮します。かゆみを抑える成分が5種類含まれており、
殺菌作用も高いです。

・フルコートf(田辺三菱製薬)…赤く腫れた発疹やかぶれに効果的な塗り薬。効果の高い抗炎症剤が
含まれているので、即効性があります。ステロイド成分が含まれたストロングタイプなので、
使用時には注意が必要です。

・コートf(田辺三菱製薬)…フルコートに比べて刺激の少ない軟膏タイプ。子供や赤ちゃんでも使えます。
ただステロイド成分配合なので、妊婦さんは塗り過ぎに注意が必要です。

・ベトネベートクリームS(第一三共ヘルスケア)…皮膚炎や湿疹の治療薬。第二類医薬品です。
ベタメタゾン吉草酸エステル(ステロイド)がかゆみや炎症に効果が高いです。ベトネベートは
皮膚科でかゆみの治療に処方されることが多い薬でもあります。

・新レスタミン軟膏(興和)…かゆみや炎症を抑えるジフェンヒドラミン塩酸塩が、OTC医薬品の
配合上限量まで含まれています。即効性が高く、かゆみのもととなるヒスタミンも抑えて
かゆみの広がりも抑えてくれます。

また、皮膚炎や肌荒れに特化してはいないですが、かゆみ止めとして使う事ができる市販薬もご紹介します。

・キンカン(金冠堂)…虫刺されに効果の高いキンカンもかゆみを一時的に抑える効果があるかもしれません。

・ウナクール(興和)…かゆみを抑えるリドカインやジフェンヒドラミン塩酸塩が含まれるだけではなく、
一番は「冷たい」かゆみ止めという点。塗ることで肌がひんやりして、火照りを抑えてくれます。
塗り口がスポンジなので、ピンポイントで塗るのに適しています。

・ラナケインS(小林製薬)…汗蒸れや下着の締め付け、繊維の刺激によく効くかゆみ止めです。
塗っても沁みにくいので、傷で荒れている時に使いやすいです。非ステロイド剤ですが、
抗ヒスタミン剤が配合されています。

・PAIRメソッド(ライオン)…衣類のチクチクや肌着の擦れによるかゆみに効果がある塗り薬です。
外出時に使いやすいシートタイプもあり、さっと拭いて使えるので便利です。非ステロイドで
妊婦も使いやすい薬です。

・フェミニーナ軟膏(小林製薬)…デリケートゾーンのかゆみに効果的なかゆみ止めクリームです。
妊娠中にかかりやすい膣カンジダの再発時にも効果的です。

・ニベアクリーム(バイヤスドルフ社)…全身の保湿ケアに使われるニベアクリームも、
妊娠中のかゆみを抑える効果が期待できる市販のクリームです。
固めのクリームですが、コストパフォーマンスが良く家族みんなで使えるので、妊娠後にも
余っても使えるのが便利です。保湿成分は豊富ですがかゆみ止め成分は含まれていないので、
炎症が起きている時に使うのはおススメできません。

妊娠中に処方されるステロイドの塗り薬

肌のかゆみで皮膚科を受診した時に処方される、代表的な塗り薬をご紹介します。

・デルモベートクリーム…ステロイド外用薬の中でも強い作用を持つ外用薬で、
妊婦の使用時には注意が必要です。強い炎症が起きている場合に使い、即効性があります。

・キンダベート軟膏…妊娠中の皮膚疾患やアトピー性皮膚炎の治療に用いられる薬です。
比較的弱めのステロイド外用薬なので、妊娠時によく使われる処方薬です。

・エンペシドクリーム…膣カンジダの再発による外陰部のかゆみの治療薬として処方されます。
柔らかいクリームで塗りやすいのが特徴です。膣錠と合わせて処方されることが多いです。

妊婦が痒み止めの市販薬を使う時の注意点

体験談の中には、自己流で保湿剤やかゆみ止めを使って長期間対処している人もいました。
その多くは気休め程度にしかならず、逆に長い期間使う事で
跡が残るなど悪化しているケースが見られます。

かゆみが生じている肌は、保護力が弱まり刺激に対して敏感になっている状態です。
市販薬のかゆみ止めを長期間使う事により、むしろ余計な肌への刺激になってしまっている
可能性もありますよね。

妊娠中はかゆみを感じたら、早めに医師に診てもらった方が良さそうです。

また、妊婦が薬を使うのには、注意が必要です。妊娠中に使うと、胎児や母体へ悪い影響を与えてしまう
可能性がある薬もあります。自己判断で妊婦が薬を使うのは避けましょう。市販薬は
かゆみが辛くてやむを得ない場合に一時的に使うにとどめて、早めに皮膚科や
産婦人科を受診することがおススメです。

中には、医師から処方された処方薬と、市販薬のかゆみ止めクリームを併用しているケースもあります。
併用して使いたい場合は、必ず医師に確認して使うことが大事です。

特にステロイド成分は、併用することで用量以上に吸収されてしまう危険性もあります。
また、中には併用によって効果が弱まるなどの可能性も考えられますよね。
軽い気持ちで、家にあるから塗っておこう!というのは危険ですよ。

他にもある、妊婦のかゆみを悪化させる原因とは

妊婦の肌のかゆみには、市販薬のかゆみ止め以外にも刺激になる原因がいくつかあります。

衣服が肌を刺激している

妊娠中は体温が高く、汗をかきやすくなります。また、体型の変化により下着のサイズが合わずに
圧迫したり、服の裏の縫い目が肌に触れる機会が増えます。それにより
肌に刺激を与えかゆみを生じることがあります。

かゆみを感じやすく、悪化しやすいのは、多くは衣類が直接触れている場所です。
妊婦さんは、刺激の少ない綿素材や、ゆったりとしたシルエットの服に変えるのがいいかもしれませんね。

普段使っている化粧品を見直そう

妊娠前に使っていた化粧品や整髪料、保湿クリームも妊婦さんには注意が必要です。
妊娠により体質が変わり、刺激になってかゆみを生じることもあります。
妊娠中は肌が過敏になりやすいので、肌荒れに注意が必要です。

また、妊婦さんが新しい化粧品を使う場合は、できるだけ低刺激の商品を選びましょう。
不安であれば使用前にパッチテストをするのがいいですよ。

妊婦の肌のかゆみ、実は皮膚疾患かもしれません

妊婦さんが感じる肌のかゆみの中には、妊娠をきっかけに発症した皮膚疾患の可能性も考えられます。
かゆみの原因を除いても症状が治まらない場合は、早急に皮膚科を受診することが大事です。

妊娠性掻痒症

妊娠初期や中期に発症しやすい皮膚疾患です。全身にかゆみが表れますが、肌には直接的に
かゆくなる赤い発疹が出ない病気です。発疹がないので跡が残りにくいですが、掻きむしってできた
傷が色素沈着して産後にシミになってしまうケースが多いので注意が必要です。

妊娠性掻痒症は特に手や足が激しくかゆくなります。また、夜中にかゆみが強まることが多く、
妊婦さんは寝不足に悩まされます。

妊娠性掻痒症の主な原因は、大きくなったお腹や子宮が肝臓を圧迫することによる胆汁の
鬱滞だと言われています。そのため、出産し肝臓の圧迫がなくなると症状が治まることがほとんどです。

主な治療は、保湿薬を塗ってかゆみを抑えます。状況によってはステロイド外用薬や、
抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬を使うこともあります。

妊娠性痒疹

妊娠初期から起こる皮膚疾患で、かゆみを伴う赤い発疹が出るのが特徴です。手や足を中心に
全身に発疹が出ることが多く、かゆくて掻きむしることで茶色の固い発疹になります。
こうなると治りにくく跡が残ってしまうことが多いです。

治療法は妊娠性掻痒症と同じく、ステロイドの外用薬や抗アレルギー、抗ヒスタミン薬など
内服薬を用います。
妊娠性痒疹は経産婦に多く発症し、一度かかると次の妊娠で再発しやすいです。

多形妊娠痒

初産婦で、かつ双子以上の多胎児妊婦に多く発症するのが多型妊娠痒(PEP、PUPPP)です。
妊娠後期に発症しやすく、妊娠線の周りや手足に赤い発疹とかゆみが出るのが特徴です。

妊娠性痒疹とよく似ているため、専門医でも明確に判断がしづらい症状です。
治療法も妊娠性痒疹と同じことがほとんどです。

下肢静脈瘤、うっ滞性皮膚炎

妊娠して大きくふくらんだ子宮が影響し、一度足に下がった血流が心臓に戻りにくく
貯まってしまうことがあります。また、妊娠中のホルモンの影響で血管が広がりやすくなり、
下腿の血管がこぶみたいに広がることがあります。
血管の急な膨らみで皮膚が伸び、こぶの周りに湿疹ができることがあります。

特に立ち仕事など日常で立っている時間が長く、下肢に血流が貯まりやすい人がかかる疾患です。
妊婦さんは足のむくみも気になりやすいので、なるべく足を高い位置に上げることや、
弾性のストッキングで血流を良くする工夫が必要です。

アトピー性皮膚炎

妊娠前からアトピー性皮膚炎を持っていた人は、妊娠をきっかけに症状が悪化して表れる
ケースが見られます。必ず悪化するわけではなく、中には症状が改善する人もいるようです。

悪化する要因は、妊娠して汗をかきやすくなることや皮膚が乾燥しやすくなることがあります。
また、悪化しても妊娠による体調不良で皮膚科に通う事が難しく、症状をより悪く
させてしまう人が多いようです。

基本的には、他の皮膚疾患と同じく保湿剤やステロイド外用薬を使っての治療です。
また、妊娠時期や体調を見て抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬を内服します。

小さい頃にアトピー性皮膚炎があり、大きくなるにつれ症状が治まっていた人は注意が必要です。
特に首や手、乳首周りに症状が再発して湿疹が残るケースがあります。乳首周りに湿疹が
できると、産後の授乳時にとても辛いですので、早めに治療しておきましょうね。

かゆみを感じたら早めの皮膚科へ

妊婦さんの多くは、妊娠してからも日中仕事を続けている人が増えています。そのため、
かゆみを感じていてもすぐに皮膚科や産婦人科を受診できないケースがあります。

しかし、かゆみを放置していても、症状がよくなることはあまりありません。
また、市販薬のかゆみ止めクリームはすぐに手に入るため、つい市販薬に
頼ろうとしてしまって症状を悪化させてしまいます。

皮膚科を受診することで、妊婦さんが使用しても問題ない外用薬や内服薬を処方してもらうことが
可能です。また、妊娠の時期と症状に合わせて、使える薬を処方してもらえるのでとても安心です。

かゆみが続くのは、日常生活にも影響を及ぼしますし、大きなストレスがかかりますよね。
お腹の赤ちゃんにとっても、好ましくない環境だと言えます。
忙しいとは思いますが、早めに皮膚科を受診することこそが、かゆみを抑える最短の方法だと言えます。

保湿剤や外用薬の効果的な塗り方

皮膚科で保湿剤や外用薬を貰って自宅で塗る場合は、入浴の直後に塗るのが最も効果的です。
入浴後、バスタオルでしっかりと水分をふき取り、5分以内にまんべんなく塗ります。

「塗布する」と指示のある保湿剤は手のひらにクリームを十分な量取り、肌にゆっくりと
塗り広げるのが大事です。この時に強くこすると刺激になりますので、やさしく広げるのがコツです。

処方時に「塗擦する」と指示があるものは、皮膚にすりこむように塗るのが正解です。
この時も強すぎない力で、しっかりと手を使って塗り込みましょう。

ステロイド剤や軟膏などは、赤みや炎症部分にピンポイントに使う薬です。
保湿剤を塗った後に、赤みや腫れがある部分に指で重ねて塗りましょう。

ステロイドは胎児に影響があるって本当?

医師から処方されたとはいえ、妊婦さんが薬を使う上で最も気になるのが
「ステロイドは使っても大丈夫?」という事ですよね。

ステロイド剤は危険!というイメージが強いですが、実際には妊婦さんが使用しても
まず問題がありません。使用の用量・用法を守り、症状に合わせて長期間使用しなければ、
お腹の赤ちゃんへまず影響が無いと言われています。

ステロイドの副作用や悪影響を恐れて、せっかく処方された薬を使わない人が稀にいます。
しかし、これによりかゆみが悪化してしまっているケースが多いです。
かゆみを放置して悪化させる前に、ステロイド剤を適切に使って症状を抑えることが大事ですよ。

妊婦の時期ごとの「薬の影響」とは

また、内服薬のケースでは、妊娠している時期によってお腹の赤ちゃんへの影響が
あるかどうか気になると思います。
妊娠中は、お腹の赤ちゃんの成長時期によって、薬の影響が異なってきます。

受精から妊娠1か月の間、薬による影響が出る場合は着床せずに流産してしまいます。
一方、受精卵へ薬の影響がない場合は、胎児に影響を残すようなことはありませんので、心配はないでしょう。

最も気を付けたい時期が妊娠初期(妊娠2か月~4か月)。この時期は胎児の中枢神経や
心臓などの臓器、手や足などが形成される時期です。この時期に薬の影響を最も受けやすく、
先天性異常の発生も起こりやすい時期です。薬の使用は慎重にしましょう。

妊娠中期や後期になると、初期ほど影響は受けなくなります。皮膚疾患の内服薬のほとんどは、
安心して使用できる時期です。ただし、薬の長期間の使用によって毒性が生じることが
ありますので、引き続き注意が必要です。

妊婦さんの皮膚疾患の多くは、出産するまで症状が完治することが少ないです。
そのため、妊娠期間中、長く薬を使うケースがあります。

かゆみが強いからと、独断で薬の量を増やすなどしてはお腹の赤ちゃんへ影響を及ぼすことも
考えられます。必ず用量や用法は守って使うようにしましょう。

薬以外で肌のかゆみをケアする方法

妊婦さんの肌のかゆみは、簡単に完治することはありません。そのため、日々ストレスを感じたり、
寝不足や疲労に繋がってしまうことも多々あります。
そこで、妊婦生活で薬以外に、簡単にできるケアをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

肌をきれいにする食材を食べる

肌をきれいに保つビタミンCやビタミンEを積極的に摂るのがおススメです。
ビタミンCは美肌のもとになり、肌の水分量をアップするコラーゲンの発生を促進してくれる
働きがあります。また、メラニン色素の発生を抑えるため、色素沈着などを防いでくれる効果も期待できます。

ビタミンEはホルモンの働きを抑制し、肌の血行をアップしてくれます。
妊婦の肌は乾燥しやすいので、ビタミンCやビタミンEで乾燥を防ぐ効果を高めることで
かゆみを鎮める効果が期待できます。

ビタミンCは生野菜やフルーツに、ビタミンEはナッツ類や豚レバーに豊富に含まれています。
ぜひ積極的に食べてみてください。

妊婦に紫外線は大敵!紫外線ケアがおススメ

妊婦さんの肌は外部からの刺激に弱く、特にシミができやすいです。
そのため、紫外線の対策は必須ですね。

紫外線対策を行うと、黒ずみを抑えるだけではなくシミやしわの生成予防もできます。
夏場は特に紫外線に注意し、帽子や傘などを使ってケアしましょうね。

お風呂でできるかゆみケア

かゆみは、温めると強まります。特にお風呂では熱いお湯が刺激となり、かゆみを
強めることがあります。ですので、かゆみを感じている時はぬるめのお湯がおススメです。

温度は38~39℃と、ややぬるいくらいが肌に最も優しい適温です。
また、身体を洗う際は低刺激のボディーソープを使い、ナイロンタオルで強くこするのは
避けましょう。たっぷり泡立てて優しく洗うのがコツです。

大事なのはお風呂上がり。ついタオルでゴシゴシこすって水気を取る人は、優しく
ふき取るように変えてみましょう。これだけでも肌への刺激が減り、かゆみが
マシになるケースもあります。

かゆみの原因、実は妊娠線の兆候かも?

妊娠中の皮膚疾患や自己流のスキンケアでも、かゆみが治まらないケースもあります。
その場合は、もしかすると妊娠線ができる前触れのかゆみかもしれません。

妊娠線とは、妊娠中に起こる皮膚の内部のひび割れのことです。
妊娠中に脂肪が急に増え皮膚が引っ張られることで、固い皮膚内部が力についていけずに
肉割れを起こしてしまいます。これが妊娠線の主な原因だと言われています。

妊娠線は妊娠中期、特に妊娠6~7か月頃に多く見られ、お腹やバスト、お尻や太ももなどに
表れます。この妊娠線ができる直前、皮膚は強い力で引っ張られていることで刺激を
受けています。そのため、かゆみやピリピリとした痛みを感じることがあります。

妊娠中期に急激に体重が増えた場合や、特定の部位でチクチクした痛みとかゆみを
感じている場合、発疹が見られないのにかゆい場合は妊娠線を疑ってみるといいかもしれませんね。

妊娠線ができるかもと思ったら「保湿ケア」

妊娠線を予防するためには、妊娠線予防の専用クリームを使うのがおススメです。
中には保湿剤で十分だという人もいて、その必要性は意見が分かれています。
しかし、私は妊娠線を絶対作りたくない!と思っていたので、迷わず妊娠線クリームにしました。

私が使っていたアロベビーフォーマムは3本セットで、7,920円で購入できます。
人気のベルタマザークリームとも迷いましたが、こちらは定期購入が最低6回は
必要とのことで、縛りが長くてやめました。

アロベビーフォーマムの良い点は、コストパフォーマンスが良いところです。
クリームの伸びが良いので、ボトル1本で約2か月使えました。
結局、1回購入しただけで追加購入は要らず、お財布に優しい商品でした。

また、アロベビーフォーマムは手軽に塗れるポンプ式なのも良かった点です。
妊娠線の予防にはこまめな保湿が欠かせません。ですので、手軽に塗りたい時に
さっと塗れるポンプ式が思っていた以上に便利でした。

私は妊娠後期にひどいかゆみに襲われ掻きむしってしまいましたが、
アロベビーフォーマムと皮膚科で処方されたステロイド剤を併用したおかげで
妊娠線もできず、かゆみも抑えることができました。

そして、私はアロベビーフォーマムと同じメーカーの「アロベビー 葉酸サプリ」も
妊娠中期から飲み始めました。
悪阻が終わり安定期に入ると、急に食欲が回復して困ってしまったのです。

アロベビー 葉酸サプリのおかげからか、不思議と飲み始めてから間食が減り、
体重増加も落ち着いて許容範囲内に抑えることができました。
その結果、妊娠線もできずに妊娠期間を乗り越えることができました。
アロベビーフォーマムとアロベビー 葉酸サプリ、併用するとより効果的かもしれません。

まとめ

いかがでしたか?
妊婦さんに起こりやすい肌のかゆみには、様々な原因があります。
つらいかゆみは我慢せずに、早めに専門医に相談するのが一番です。

自己流の対処や、市販薬のかゆみ止めクリームはほどほどに、早めの治療と
肌に優しいケアを取り入れてみてください。
妊娠期間はとても長いです。ぜひ少しでも毎日快適に過ごせるようにがんばってくださいね!

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