妊娠中かゆみの種類

妊娠中にアトピー性皮膚炎の悪化が起こる?妊娠中に起こりやすい肌のかゆみとは

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私は40代で男の子を育てる1児のママです。
妊娠すると、ホルモンバランスの影響で身体に色んなトラブルが起こりますよね。
特に、妊娠中に突然起こる肌のかゆみに悩まされる人も多いようです。

私も、息子を妊娠した時、妊娠中期頃から全身がかゆくてたまらなくなりました。
かゆすぎて、夜寝ることもできませんでした。
毎日寝不足で仕事も集中できないし、通勤時もかゆくて辛かったことを覚えています。

当時、同じように肌がかゆくて悩んでいる妊婦の友人と、よく話をしていました。
彼女はもともとアトピー性皮膚炎を持っていて、それが悪化して辛いと悩んでいました。
今回は、そんな彼女から聞いた「アトピー性皮膚炎」の話をご紹介します。

妊娠中にアトピー性皮膚炎は悪化するの?

妊娠することで、彼女のように全身の状態が変わりアトピー性皮膚炎が悪化する人は
多くいるようです。ただし、必ずしも悪化するということではなく、症状が良くなる
ケースもあるようです。

特に、妊娠して間もない時期から安定期に入るまでの時期は、母体も大きな変化をする時期です。
ホルモンバランスの乱れも起こりやすく、悪阻や体調変化に気持ちがついていけず
ストレスを抱えやすい時期でもありますよね。

そんな不安定な時期だからこそ、肌の調子が下がり、アトピーが悪化してしまう人も多いようです。
友人も、妊娠してすぐからアトピー性皮膚炎が悪化し、肌荒れとかゆみがすぐに表れたようでした。

アトピー性皮膚炎が悪化する原因とは?

アトピー性皮膚炎が悪化してしまう人の多くは、妊娠中に体温が上がることで汗をかきやすくなり
肌が敏感になってしまうようです。また、妊娠中肌が乾燥しやすいことで、皮膚炎が悪化し赤みや
かゆみを発症するケースも多いそうです。

妊娠中は特に肌が敏感になりやすいですので、保湿ケアがとても大事です。また、肌に刺激の
少ない衣服にすることや、紫外線を避けることもアトピー性皮膚炎が悪化しないために有効な手段ですね。

アトピー性皮膚炎が悪化したら行う治療法

妊娠中にアトピー性皮膚炎が悪化した場合、基本的には保湿剤とステロイドを使って治療をします。
かゆみや発疹がひどい箇所に外用薬を塗り、症状を抑えることが大事です。

また、妊娠時期や体調によって、アレルギーを抑える内服薬や抗ヒスタミン薬を使って治療することもあります。
彼女は、ステロイド剤と内服薬を使って、かゆみを抑えていました。薬を使う事で、かゆいのが
少し楽になったといつも話していましたよ。

妊娠中にステロイドは危険なの?

アトピー性皮膚炎を持っている人が、妊娠した時に気になるのが「ステロイドによる治療は
赤ちゃんに影響がないのか」ということですよね。

「ステロイドは危険」とよく耳にしますが、実際は妊娠中に使用してもお腹の赤ちゃんに影響が
まずないことが分かっています。

理由としては、外用薬の場合皮膚から吸収されるステロイドは微量なため、お腹の赤ちゃんに
影響が無いためです。また、内服薬も同じで、1日20mg以内であれば影響がないことが分かっています。

ステロイドは危険だ!という先入観を持ってしまって、かゆみや発疹を無理に我慢することで、
逆にストレスや寝不足で体調を崩す人もいます。しかし、ステロイドは正しく使えば即効性がある
優秀な薬ですので、医師から処方された場合はきちんと使って辛い症状を和らげましょう。

その方がお腹の赤ちゃんにとっても、居心地の良い環境のはずです。

アトピー性皮膚炎の人がケアしておきたい部位

私は手足に強いかゆみと発疹がありましたが、彼女はアトピー性皮膚炎ならではの部位が
かゆいと悩んでいました。

首周り

アトピー性皮膚炎の人が妊娠中にかゆみを感じやすい場所に、「首」があります。首は汗が
たまりやすく、紫外線など外部からの刺激も受けやすいため、かゆみや発疹が起こりやすいんですね。
また、首は皮膚が薄く刺激に弱いため、症状が出やすいとも言われています。

特に夏場の妊娠の場合は、普段よりも汗をかきやすくなっています。首にも汗がたまりやすいので、
こまめに拭くなどして、ケアをしておくのが大事なようです。

乳首

また、首と同様、アトピー性皮膚炎の人が早めにケアしておきたいのが「乳首」です。
アトピー性皮膚炎を持っていない人も、乳首は妊娠中にかゆみを感じやすい箇所です。

理由としては、妊娠によるホルモンバランスの変化や、皮脂や汗による炎症です。
手足などは保湿ケアをしている人も、乳首はケアを忘れがちになります。

かゆみや発疹が乳首にあると、辛いのが産後の授乳です。産後すぐは授乳の回数が多く、こまめに
乳首に薬を塗って保湿することが難しいです。また、乳首は授乳を始めると傷などできやすく
かゆみが残っていると授乳時にストレスを感じやすいです。

ですので、乳首の保湿ケアはなるべく産前にしておくのがおススメです。

アトピー性皮膚炎の人がかかりやすい妊娠中の皮膚疾患

アトピー性皮膚炎を持っている人は、症状が妊娠中に悪化しやすいだけではありません。
妊娠中に起こりやすい皮膚疾患がかゆみや発疹となって現れるケースもあります。
症状はアトピー性皮膚炎ととても似ているため、医師でも正確に判別はしにくいようです。

しかし、妊娠中に起こる皮膚疾患は、基本的には出産後に改善することがほとんどです。

妊娠線痒疹

妊娠3ヶ月頃から表れる皮膚の疾患です。かゆみを伴う赤い発疹が全身に表れ、強いかゆみが
続くのが特徴です。経産婦に見られることが多いですが、初めての妊娠でも稀に発症するようです。

アトピー性皮膚炎と同じく、治療はステロイド外用薬を使って炎症を抑えます。
一度発症すると、次の妊娠でも発症することが多い疾患です。

多形妊娠疹(PEP・PUPPP)

初産婦に見られやすい皮膚疾患が、多形妊娠疹です。妊娠線痒疹とよく似た症状で、妊娠後期に
突然かゆみと赤い発疹が表れる疾患です。特に双子以上の多胎妊娠の際に起こりやすい疾患です。

妊娠性掻痒症

妊娠線痒疹や多形妊娠疹とは異なり、発疹を伴わない「かゆみのみ」表れるのが妊娠性掻痒症です。
妊娠中期から後期にかけて、急に全身にかゆみが出て、特に夜間に手や足がかゆくて
たまらないというのが特徴です。

見た目は肌に発疹がないため、保湿剤を使ってケアすることが多いです。しかし、掻きむしって
傷や色素沈着ができた場合は、ステロイド剤を使う事もあります。

妊娠中の肌トラブルは早めの皮膚科が安心

アトピー性皮膚炎や妊娠中の皮膚疾患かな?と思ったら、早めに皮膚科に診察してもらうのがおススメです。

妊娠しても仕事を続けている人や、家事や育児が忙しくてなかなか病院にかかれないという人も多くいます。
そんな人は、かゆみを抑えたいからと、とりあえず市販のかゆみ止めや化粧品を塗るケースがあります。
しかし、それらがかえって皮膚に刺激を与えてしまい、症状が悪化してしまうことがあるんですね。

ですので、いつもと違う肌の状態や、強いかゆみや発疹の痛みで辛い場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。

アトピー性皮膚炎が悪化したかな?と思ったら自宅でできること

妊娠中にアトピー性皮膚炎の症状が出始めたり、かゆみが起こってきたときに
病院にかかる前に自宅でできるケアを紹介します。
あくまでも一時的にかゆみや肌荒れを防ぐための対策です。なるべく早めに皮膚科に相談しましょうね。

お風呂の温度や入り方を工夫する

温度の高いお湯が肌に刺激を与え、かゆみや肌荒れなどアレルギー症状を悪化させるケースがあります。妊娠中は特に肌バリアが弱まります。なるべく熱いお湯は避け、ぬるめのお湯にするといいでしょう。38~39℃くらいのややぬるめがおススメです。

また、シャワーも同じく熱すぎると刺激になってしまいますので、注意してくださいね。直接かゆい部分には当てず、さっと流す程度に収めるのがいいですよ。

ボディーソープやシャンプーが刺激になることもありますので、無添加や低刺激のものに変えるのもおススメです。産後、赤ちゃんも使えるものに変えるのも一つですね。

お風呂上がりのタオルドライも、肌をゴシゴシしないようにしてくださいね。案外タオルの刺激で肌が荒れることが多いです。

紫外線を避ける服装や小物を使う

紫外線は肌の刺激になり、妊娠中は直接大量に浴びるのを避けたいところです。特にシミなどの原因になります。アトピー性皮膚炎の人は特に、首回りや二の腕など肌が薄い部分が刺激を受けやすいです。夏場はストールや帽子、手袋を上手に活用して紫外線対策をしてくださいね。

皮膚疾患以外にも起こる「妊娠中の肌のかゆみ」

妊娠中の肌のかゆみについて調べていくと、どうやらアトピー性皮膚炎や皮膚疾患以外にも
肌がかゆくなる原因があることが分かりました。
私や彼女も、もしかしたらこれが原因のひとつかも!?と思い、すぐにケアを始めました。

皮膚疾患に悩む人も、そうでない人も、ぜひ参考にしてくださいね。

妊娠線ができる前触れかもしれない!?

妊娠中の肌のかゆみの原因に、妊娠線ができる兆候が挙げられます。

妊娠線とは、妊娠中に起こる皮膚内部の肉割れの事です。
お腹の赤ちゃんの成長に合わせてお腹やバストが膨らむと、急激な肌の伸びに皮膚内部の組織がついていけずに
ひび割れを起こしてしまいます。このひび割れが皮膚の表面に赤紫色の線となって現れるのが妊娠線です。

妊娠線が表れる前、皮膚は強い力で引っ張られている状態が続きます。この時に皮膚のバリアが弱まり、
チクチクとした痛みやかゆみを生じることがあります。

妊娠線は皮膚の内部で起きているため修復が遅く、また直接薬を塗ることも難しいため治りが非常に遅く
簡単には消えません。ですので、かゆみの予防やケアも含め、妊娠線ができないように肌の保湿を
しっかりとしておくのは大事です。

妊娠線のケアには、妊娠線専用のクリームを使うのがおススメです。
私は「アロベビーフォーマム」を使った結果、妊娠線ができずに済みました!
お気に入りの妊娠線クリームを見つけて、ぜひこまめに保湿してくださいね。

つわりが終わったら、気を付けたい急激な体重増加

妊娠線と同時に気を付けたい肌のかゆみの原因が、妊娠中の食べ過ぎです。
悪阻が終わる時期など、急に食欲が復活して食べ過ぎてしまう妊婦さんは多いですよね。実は食べ過ぎに
よって急激に体重が増加し、それに伴い皮膚が引き伸ばされてかゆみを生じることがあります。

急激な体重増加は、かゆみだけではなく、妊娠糖尿病など妊娠中の他の疾患にもつながりやすく、
お腹の赤ちゃんにとっても良くありません。ぜひ気を付けましょうね。

まとめ

妊娠中は、身体の様々なトラブルが起こりやすく、アトピー性皮膚炎の人にとっては症状の悪化や
皮膚疾患の発症に悩まされることが多くあるかもしれません。
しかし、早めの診察や薬の使用で、症状を少しでも抑えることができる方法があります。

妊娠中の大きなストレスは、お腹の赤ちゃんにも負荷がかかってよくありません。
ぜひ、少しでもかゆみなどを軽減する工夫をして、快適に妊婦生活を送れるように願っています。

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